週末はどこかに出掛けよう

たまきくんと毛利さんと六本木さん

ジョーカートラップ(2018.05.12マチネ)

東京公演
20180419〜0430
天王洲 銀河劇場
大阪公演
20180510〜0513
梅田芸術劇場 シアタードラマシティ

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3列目下手通路

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原作知識なし、出演者知識なしで挑んだ舞台。知人から予習しても意味ないヨ!と言われまくったので本当に何も調べずに行きました(笑)


TOKI/松村龍之介

某舞台に通っていた友人がファンになっていたのでどんな方かな〜と楽しみにしていた役者さん。一般人からジョーカーまでの役作りがちゃんと出来てるし伸び代を感じた。これからもっと伸びる気がするから、また彼のお芝居観に行きたいな、って思った。

REN/高本学

はじめましてだけど、噂はかねがね(笑)凄い魅力的で気付いたら目で追っていた。彼、人を虜にするの上手な理由が分かった。役柄もあるかもしれないけど、見せ方が上手いから勝手に目がそっちに行ってることが多くて吃驚。

RAN/小波津亜廉

めちゃくちゃロック〜〜!滑舌とかアクションとか危ういところがあってハラハラしたんだけど、何だかんだちゃんと立て直してて良かった。はじめましてだけど、某所でねずみちゃんやってましたよね?

CAMUS/菊池修司

あの、通路席で隣通られたんだけど、めちゃくちゃ良い香りした記憶しかない(笑)キャストが隣通って良い香りする、っていうの都市伝説だと思ってたんだけど、観劇しはじめて○年始めての経験をありがとうございました…。


観劇終わってからキャラクターの名前くらいちゃんと覚えておけばよかった!って思ったよね。うたプリと言われたらドキドキで壊れそう1000%ラブな記憶で止まってて、このシリーズ始まった時は???だったし、まさか自分が観劇するとは思ってなかった(笑)

観劇の決め手は脚本家。毛利さんがメサイア期間にまた別のスパイ物する、って聞いたら行くしかなくない??アクションは六本木さん??あーはい、行きます。

って思っていたのに、先行普通に忘れててやらかしました。終わったと思った。原作人気なのは分かってるからチケット〜〜!!ってなってたんだけど、ご縁があってちゃんと観に行けることに。その件はありがとうございました。


見終わってすぐの感想としては、え!なに!みんな生きてる!死なない!凄い!ハッピーじゃん!!!

いつもどれだけしんどい物を見せられてるのか理解した。これがハッピーエンドっていうんだね!凄い!!

当たり前かもしれないけど、ちゃんと答え合わせしてくれる。客がきっと疑問に思っていること、引っかかっていることの回収をちゃんしてくれる。だから、あのシーンがあーだこーだっていう考察をしなくて済む。

冒頭で一人死ぬけど意味もなく人を殺す人じゃないから、きっとこれも後々の伏線になってくるんだろうなぁ、って思ってたし、トランプカードの件も全部真実なのに一つだけ嘘とかある??ってなってたから。でも、最後のどんでん返しは流石。本当に頭の中どうなってるのか知りたい。

テンポも凄い良くて飽きを感じさせない。ごちゃごちゃしたものがないから、話がすっと頭に入ってくる。ひとっ言いたいのは荒木さん、またプロジェクト立ち上げたの…お疲れ様です……彼は死んでも生きてるでしょう!きっと!


六本木さんのアクションについて。

Twitterでも話したんだけど、銃の片手持ちが多い印象だった。でも、TOKIは両手持ちが多かった気がする。この差はなに?って考えた時に、他の三人は"スパイ"として動いているから銃構を扱い慣れている片手持ち、TOKIは"一般人"を演じているから銃を扱い慣れていない演技→両手持ちっていう意見に落ち着いた。

1回しか見てないし記憶が曖昧だから、意外とみんな両手も片手もしてるかもしれないんだけど、片手が多いなって思ったのは確か。

あと、鞭!鞭のアクションには、うわあ!ってなった。めちゃくちゃ興奮した。鞭って剣とか銃とかと違って幅取るし舞台沢山使わなきゃいけないじゃん?は〜〜ありがとうって感じ。こういうアクション見たかった。ありがとう。


レビューについて。

根っからの観劇おばさんだから未だにペンライト振る系が苦手。めちゃくちゃ避けてたんだけど、毛利さんのスパイ物には勝てなかった。というか、レビューあるの知ったのチケット手元に来てからかなあ。そういうこともあるさ。

みんなからペンライト無いと浮くよ!って言われたから持って行ったんだけど、全く振らずに終わりました。ペンライト無くても普通に楽しんで帰ってきた。


演出について。

それぞれの見せ場のシーンでスポットライトが担当の色になってた。色だけはね!友人が教えてくれたから何となく把握してたんだけど、これは本当把握しててよかった、って思った。CAMUSのときは水色のスポットライトあるはずなのに青と白にしてあったり、RENのときは黄色と赤になってたりしてた。そういうの好きだよね。いつもそうだけど、ちゃんと演出にあたって、原作勉強しましたっていうのが伝わってくる。


1回じゃ足りないな〜〜って思う作品に出会えたのは久し振り。たまには違ったモノを見るのは良いことだよね。自分のためにもなるし、好きな人の良いところを見つけ直すことが出来る。あと、色んな役者さんに出会える!これからも素敵な作品に出会っていきたいね。



20180513