週末はどこかに出掛けよう

たまきくんと毛利さんと六本木さん

舞台刀剣乱舞 悲伝 結いの目の不如帰(2018.06.23)

東京公演
20180602〜0606
明治座

京都公演
20180614〜0701
京都劇場

福岡公演
20180704〜0706
北九州ソレイユホール

東京凱旋公演
20180719〜0722
日本青年館ホール
20180725〜0729
天王洲 銀河劇場

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はじめての末満脚本演出。今までずっと回避してきたんだけど、今回は流石に回避出来ませんでした!たまきくん出るっていうから!行かなきゃ!え!!(笑)
いやあ、真面目な話をしますと末満さんもだけどこの作品とはご縁のないものだと思っていました。

Twitterに残したメモと並行していきますね。刀剣乱舞初心者、末満作品初心者の感想なので宜しくお願いします。

 

・推しの美しさと役作りについて

観劇中にも何度か口に出しそうになった(くらい、実際は出してませんが)んだけど、本当に美しい。立ってるだけで美しい。立ち方も凄く意識していてひとつひとつの足運びが小烏丸の美しさ、儚さを表現されていた気がする。

女方をしたり中性的な役をしたりすることは多いけど、この役作りははじめて見る気がした。地声より高い声を保って、ゆっくり言葉を発する。一つひとつの言葉を大切に、言葉の重みを感じた。

 

・末満さんの世界観

本当に初見だったんだけど、噂の末満ワールド全開だった。この作品を見て、この方ってこういう話の作り方をするんだ、こういう演出するんだ、って思った。末満作品は美しい。この刀剣乱舞に合ってるかって聞かれたら正直???かな、って思う。めちゃくちゃ癖強いし苦手な人は苦手。

 

・殺陣の意味

鞘を使って戦う刀剣男士と使わずに戦う刀剣男士の違いってなに?刀の全てを使って戦う→刀剣男士?それなら使わない刀剣男士がいるのはなんで??それを考えてたらマチネ終わってたよね。
強さ、レベルを表してる?って思ったんだけど他の作品を見ないと分からないやつですよね。

 

ホトトギスの意味

劇中にホトトギスと呼ばれるキャラが3人出て来ますよね。鵺と三日月とまんばちゃん。
夜に鳴く鳥って書いて鵺。ホトトギスって夜にも鳴くらしいよ。
鶴丸が言葉遊びをしているけれど、言葉遊びをするなら鳴くを泣くって解釈してもいい?鳥は鳴くけれど、泣いていたのはだれ?

 

・小烏丸の台詞

刀剣初心者だけど流石の私でも凄く感動した。不動くんと長谷部さんとまんばちゃんに問うところ。あー!わかった!ゆめのでも分かったよ!!何より小烏丸がそう問いかけるから言葉の重みを感じるよね。

 

なにが言いたいかってたまきくんを抜擢してくれてありがとう。

 

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平助篇振りの京都劇場でした。見やすいんだけど縦に長いから2階は遠く感じる。オペラ座の怪人が見たい。

 

 

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ジョーカートラップ(2018.05.12マチネ)

東京公演
20180419〜0430
天王洲 銀河劇場
大阪公演
20180510〜0513
梅田芸術劇場 シアタードラマシティ

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3列目下手通路

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原作知識なし、出演者知識なしで挑んだ舞台。知人から予習しても意味ないヨ!と言われまくったので本当に何も調べずに行きました(笑)


TOKI/松村龍之介

某舞台に通っていた友人がファンになっていたのでどんな方かな〜と楽しみにしていた役者さん。一般人からジョーカーまでの役作りがちゃんと出来てるし伸び代を感じた。これからもっと伸びる気がするから、また彼のお芝居観に行きたいな、って思った。

REN/高本学

はじめましてだけど、噂はかねがね(笑)凄い魅力的で気付いたら目で追っていた。彼、人を虜にするの上手な理由が分かった。役柄もあるかもしれないけど、見せ方が上手いから勝手に目がそっちに行ってることが多くて吃驚。

RAN/小波津亜廉

めちゃくちゃロック〜〜!滑舌とかアクションとか危ういところがあってハラハラしたんだけど、何だかんだちゃんと立て直してて良かった。はじめましてだけど、某所でねずみちゃんやってましたよね?

CAMUS/菊池修司

あの、通路席で隣通られたんだけど、めちゃくちゃ良い香りした記憶しかない(笑)キャストが隣通って良い香りする、っていうの都市伝説だと思ってたんだけど、観劇しはじめて○年始めての経験をありがとうございました…。


観劇終わってからキャラクターの名前くらいちゃんと覚えておけばよかった!って思ったよね。うたプリと言われたらドキドキで壊れそう1000%ラブな記憶で止まってて、このシリーズ始まった時は???だったし、まさか自分が観劇するとは思ってなかった(笑)

観劇の決め手は脚本家。毛利さんがメサイア期間にまた別のスパイ物する、って聞いたら行くしかなくない??アクションは六本木さん??あーはい、行きます。

って思っていたのに、先行普通に忘れててやらかしました。終わったと思った。原作人気なのは分かってるからチケット〜〜!!ってなってたんだけど、ご縁があってちゃんと観に行けることに。その件はありがとうございました。


見終わってすぐの感想としては、え!なに!みんな生きてる!死なない!凄い!ハッピーじゃん!!!

いつもどれだけしんどい物を見せられてるのか理解した。これがハッピーエンドっていうんだね!凄い!!

当たり前かもしれないけど、ちゃんと答え合わせしてくれる。客がきっと疑問に思っていること、引っかかっていることの回収をちゃんしてくれる。だから、あのシーンがあーだこーだっていう考察をしなくて済む。

冒頭で一人死ぬけど意味もなく人を殺す人じゃないから、きっとこれも後々の伏線になってくるんだろうなぁ、って思ってたし、トランプカードの件も全部真実なのに一つだけ嘘とかある??ってなってたから。でも、最後のどんでん返しは流石。本当に頭の中どうなってるのか知りたい。

テンポも凄い良くて飽きを感じさせない。ごちゃごちゃしたものがないから、話がすっと頭に入ってくる。ひとっ言いたいのは荒木さん、またプロジェクト立ち上げたの…お疲れ様です……彼は死んでも生きてるでしょう!きっと!


六本木さんのアクションについて。

Twitterでも話したんだけど、銃の片手持ちが多い印象だった。でも、TOKIは両手持ちが多かった気がする。この差はなに?って考えた時に、他の三人は"スパイ"として動いているから銃構を扱い慣れている片手持ち、TOKIは"一般人"を演じているから銃を扱い慣れていない演技→両手持ちっていう意見に落ち着いた。

1回しか見てないし記憶が曖昧だから、意外とみんな両手も片手もしてるかもしれないんだけど、片手が多いなって思ったのは確か。

あと、鞭!鞭のアクションには、うわあ!ってなった。めちゃくちゃ興奮した。鞭って剣とか銃とかと違って幅取るし舞台沢山使わなきゃいけないじゃん?は〜〜ありがとうって感じ。こういうアクション見たかった。ありがとう。


レビューについて。

根っからの観劇おばさんだから未だにペンライト振る系が苦手。めちゃくちゃ避けてたんだけど、毛利さんのスパイ物には勝てなかった。というか、レビューあるの知ったのチケット手元に来てからかなあ。そういうこともあるさ。

みんなからペンライト無いと浮くよ!って言われたから持って行ったんだけど、全く振らずに終わりました。ペンライト無くても普通に楽しんで帰ってきた。


演出について。

それぞれの見せ場のシーンでスポットライトが担当の色になってた。色だけはね!友人が教えてくれたから何となく把握してたんだけど、これは本当把握しててよかった、って思った。CAMUSのときは水色のスポットライトあるはずなのに青と白にしてあったり、RENのときは黄色と赤になってたりしてた。そういうの好きだよね。いつもそうだけど、ちゃんと演出にあたって、原作勉強しましたっていうのが伝わってくる。


1回じゃ足りないな〜〜って思う作品に出会えたのは久し振り。たまには違ったモノを見るのは良いことだよね。自分のためにもなるし、好きな人の良いところを見つけ直すことが出来る。あと、色んな役者さんに出会える!これからも素敵な作品に出会っていきたいね。



20180513